¥1,200
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ダークチョコレートのような深いコクに、レッドアップルのような明るい酸がバランスよく重なり、心地よいフローラルな余韻が続きます。
ウォッシュド精製らしいクリーンさを残しつつ、深煎りならではの厚みと満足感がしっかりと感じられる一杯。
派手さはないですが、落ち着いた甘さと柔らかなビターな味わいが、日常のコーヒーとして寄り添ってくれます。
じんわりと広がる余韻が心を整えてくれる、穏やかな深煎りです。
《 焙煎度 》- 深煎り -
【地域】ソロラ県アティトラン地区
【精製方法】ウォッシュド
【品種】カツアイ種・ブルボン種
【標高】1500 - 1700 m
【生産者】エル・カルメン・メツァバルに属する小規模生産者
【農園名】エル・カルメン・メツァバル
※ 画像は内容量150gの商品画像です。
※ 焙煎度の変更も承ります。ご希望がございましたら備考欄にご記入ください。
アティトランという特別な環境
グァテマラ西部・アティトラン地区は、巨大カルデラ湖と周囲の火山群がつくり出す独自の地形と気候をもつ、同国でも特別な生産地です。
火山灰を含む肥沃な土壌、標高1,500〜1,700mの高地、湖を吹き抜ける風が生み出すマイクロクライメイト。
これらの条件がそろうことで、国の生産地域としても ANACAFE (グァテマラ全国コーヒー協会)によって公式に認められた“8大産地”のひとつとして世界に知られています。
湖畔には先住民マヤ系のコミュニティが多く暮らし、農業と手工芸が生活の中心。
コーヒーは彼らの文化と共に育まれてきた、土地に深く根づく作物です。
小規模農家が支える伝統的な栽培
アティトランの生産者の多くは、数ヘクタール規模の家族経営によるスモールホルダーです。
シェードツリーの下での栽培、完熟チェリーの手摘み収穫、伝統的なウォッシュド精製など、小規模ならではの丁寧な工程が中心となっています。
エルカルメン・メツァバル農園も、この地域の典型的な体制の中で栽培・精製を行う農園として位置づけられています。周辺の小規模農家と連携しながら、
・家族単位での栽培管理
・湖岸のウェットミルを利用した共同精製
・火山性土壌を生かした栽培と有機的な土壌管理
・堆肥づくりや水資源管理を含むコミュニティ作業
といった地域一帯の取り組みの中で生産が進められています。