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赤ワインのような芳醇さと、アプリコットやグリーンアップル、ピーチを思わせる果実味。
口に含むと、甘くとろけるキャラメルのようなニュアンスが広がり、長く続く余韻が特徴です。
ナチュラル精製ならではの甘さとジューシーさが心地よく、浅煎りの焙煎で透明感ある仕上がりに。
時間の経過とともに変わる香り・甘みの変化も楽しめます。
酸味と苦味のバランスもよく、華やかな一杯が日常に小さな彩りを添えてくれます。
《 焙煎度 》- 浅煎り -
【地域】南部エチオピア・イルガチャフェ
【精製方法】ナチュラル
【品種】74112種・74148種
【標高】2,000 – 2,100 m
【生産者】ヒルト・シャロ
【農園名】ヒルト・シャロ
※ 画像は内容量150gの写真です。
※ 焙煎度の変更も承ります。ご希望がございましたら備考欄にご記入ください。
世界中で愛される「イルガチャフェコーヒー」
独特の風味を持っていることから世界中で高い評価を受けているイルガチャフェコーヒー。
エチオピア南部の南エチオピア州ゲデオ県(zone)で生産されるコーヒーが、イルガチャフェの生産エリアに区分されています。
コーヒーの生産が本格的に始まったのは、1950年代とコーヒーの生産文化からすると比較的新しいエリアですが、紅茶やジャスミンを思わせる華やかで特徴的なフレーバーで、1980年頃にシダモ(コーヒー産地)の中から、特徴的なものとして、区分されて今に至ります。
その特別な風味は、肥沃な黒土と、コーヒーに適した気象条件の恩恵であると人々は信じ、川と森に囲まれた美しいAbaya湖を望む自然の中で、丁寧に作り上げられています。
エチオピアの小規模生産農家
ヒルト・シャロ氏とその夫であるサミュエル・デミス氏は2019年よりコーヒー生産に取り組んでいます。
夫のサミュエル氏はこれまで様々な公職を経験したキャリアがあり、ゲデオ・ゾーンの最高責任者を務めていた際には輸出業者YCFCUを大いに支援していた経歴を持っています。
その公職のキャリアを経たのちに、妻のヒルト氏と3人の子どもたちと共にコーヒーを輸出・供給することに注力してきました。
その後、2020年に彼らは単一生産農家としての輸出ライセンスを取得し、彼らの農園には妻のヒルト氏の名前が名付けられました。
彼らは家族5人と数人の労働者のみの助けを借り、伝統的なエチオピアの方法でコーヒーの収獲・精選を行っています。
特に彼らが注力するナチュラルプロセスのコーヒーは、水資源や環境に悪影響となる廃棄物も発生しないこと、そして果肉は肥料にもなります。
そうした環境負荷を抑え、伝統的に先人の知恵でもあるナチュラルプロセスのコーヒーを夫婦で大切にしながら実行しています。
現在農園は8ヘクタール。
家族と地域の人の手を借りながら、丁寧に収穫、また収穫後の選別にも時間をかけながら、攪拌やピックを繰り返しながら3週間じっくりと乾燥させ仕上げています。
輸出企業「コンガ・トレーディング社」について
コンガ・トレーディング社は、2020年設立のイルガチャフェ地域専門のコーヒー輸出企業です。
創設者のタケレ氏は、エチオピア最大手の1つであるイルガチャフェコーヒー農協組合(YCFCU)のゼネラルマネージャーとして12年務め、イルガチャフェのコーヒー生産や農家を知り尽くしたイルガチャフェのリーダーの1人です。
タケレ氏自身もゲデオ県イルガチャフェ、コンガ村の出身で、この土地に暮らすコーヒー生産者の献身と努力にスポットライトを当て、今以上に素晴らしいイルガチャフェコーヒーを農家と二人三脚で作り出したいと、農協という枠組みを外れ、コンガ・トレーディング社を設立しました。
そして、彼と同じように、より高品質で素晴らしい風味を持つコーヒーを目指した数軒の農家と共に、単一生産農園による新しい、そして高品質なイルガチャフェコーヒーの供給に挑戦しています。